2020年2月29日土曜日

逃げる2月



依然として過酷な戦いが続いていますが、

自分の引き出しにない新しい事は過酷さの中に刺激と魅力を感じさせてしまう

やると決めたので冬〜春にかけてやっています。

追い込めばどこかで刃牙みたいにエンドルフィンが出て覚醒することに期待。


何か起こりそうなとこまできてる気がする、、


気がする。。


エリアに当てはめる大まかな考えがあってやっているので

当たれば天国、外せば地獄。


今んとこ地獄を邁進中。この数年間で平然と地獄を歩けるようになった 笑
それが一番の成長ですよね。



自然界はほんと謎だらけです。。。




それでは



p.s.

年々スタイルが少し変わっていってる。

皆様もこう使ったらどうかな?をいろいろ試してみてください。






2020年2月22日土曜日

武器商人の心

こんにちは。

うちのファインマン(亀)が冬眠から目覚めてきたのですが
冬眠中に僕の事ちょっと忘れたみたいでヨソヨソしい感じを出してきます。。
その昔京都の道を歩いてるとこを助けた僕の事を、、

亀の恩返しがあったかは記憶にないけどファインマン今年もよろしく。


最近力を入れているDELX



僕は新しい物を作った時文字通りtestというものをします。自分で。

なぜするかというと、
人間視点でみた時にすごく良さそうなものって割と出来るんですね。
こうしたらより餌ぽいではないかと作って全く活躍できないものがまぁあります。

例えばワカサギシーズンにもろにワカサギフォルムなルアーを作ったとして
それがデルレのようなワカサギとは言いにくいフォルムのもを超えれるかというとそれは全く別の話です。
現にそのようなことは当たり前のように試していて、顕著にノーマルのデルにだけ反応してくるような経験もしています。
次に、自分のメソッドに問題がある場合があるので信頼できる仲間にも試してもらうのですがはっきりと
「結果が出ない」という返答があります。

他の使い方があるのではと何年かに渡り試すのですが光るものがない、そもそもデルレに反応してくるなら無駄に新しいものを作らなくていいかという流れで一つのものが消え、ひとつの物の光が強まるということです。

これが自分の思うtestです。

testは長いから良いものが出来るわけではないという点が面白く、

1匹の魚でかなり核心に迫れたり逆に釣れるけどこれいる?の場合もあり。



そういう意味ではDELXは前者で
ファーストフィッシュがこのルアーの意味をより強めてくれた嬉しいtestになった。



この辺りで場合によっては仲間にも使用してもらい別の角度から意見をもらうという事をします。

この手順をとるのは可能性を体感しておかないと、
もらう意見を深い部分で理解できないから。


そうやって更に可能性や使いどころを明確にしていき、有効な武器としてローテーションに組めるかを検討していきます。



ざっと書きましたがだいたいこんな感じで進めています。

文字に起こすとなんか大仰強いな 笑


自分の現時点でのやり方であって他の方がどうかは分からないし、
こうあるべきだというものでも勿論ない。


これは目標魚や自分のやるフィールドでルアーに求めるものが変わってくるから。

俺はこのルアーが何者であろうがこのルアーで釣りたいんだ!というのも間違いなくルアーフィッシングの楽しみ方であるという事は言うまでもありません。


中には、「良い結果を出す釣り人と良いビルダーはイコールではない」と言われる方もおられるかもしれません。

それも一理あると思います。


が、童貞が語るSEXの話に耳を傾けてくれる程琵琶湖のコアなアングラーの心は穏やかではありません。

琵琶湖の猛者たちの首を縦に振らせるのは確かな経験と実績であり、

一線で迷走しながらも魚を手にする姿に自分を重ねそれが信頼へと変わる部分も少なからずあると思える。


最後はスポーツ根性みたいな話になりました。



文字多目でいろいろ書きましたが、
一文にまとめると





人に釣らせるより自分が釣りたい!







それでは。



p.s.

2記事連続で長文書いたのでしばらく3行くらいのblogにする。


2020年2月16日日曜日

Rebel Spirit


最近制作系の事しか書いてなかったんですがたまには別内容でお届けします。

ロッド。

僕はdivisionのロッドを数年愛用していて、
何年前か忘れたけど始めてロッドをオーダーして手にした時は結構衝撃的でした。

自分8ftでオーダーしたよな?て思うほどハイバランスで結果その竿は大きなバスを仕留めた。
この最初のfrictionが自分を琵琶湖のディープな世界に引き込むきっかけとなった。

それから時が経ってARTEXボーダーパトロールを手に入れた。
NFCブランクスで組んでいたカスタムロッドは気に入っていたけど時折くる暴力的で知的なバスを肝心なとこで止めれないという点が見えてきた。
止めれないというか止めるのが少し遅い。
2度同じピンでやられ浜に膝をついたのを今でも覚えてる 笑

で結果、ボーダーはそのエリアでリベンジを果たしたリベンジロッドとなった
その時の魚が5580g

快感だった。

今までのデッド用の竿より全体に少しハリのあるブランクスはキャスト、ルアーコントロール、掛け心地の点で一つ上のフィーリングを自分に与えてくれた。

以来なんでもこれでいけるでしょで、ボーダー使いに徹していたのですが
自分にとってはdivisionの存在を知った原点ラズルの進化版が出るという事で
ボーダーぶりのベイトロッド”R2”が新たな右腕として追加。

DELXのロッドをどうするかを考えていたので良いタイミングでした。

デルレ、DEL8、DELXの三兄弟をカバー出来るこのロツドは確実に今後出番が増えてくる。

さらにボトムにフルコンタクトするようなワームの釣りではハードボトムでシャープなブランクスが操作性を高めてくれて扱いやすい。ボーダーでやっていた時より明らかに根掛りが減少した。

R2はこれからもっと使い込んでより良いステージで活躍してもらおうと思う。



釣りをしていて一番良くないのはこの道具を使っていて大丈夫か?という疑問であって何かに不安や不満があると集中力が削がれていく。

その点ARTEXにはその不満を感じない。

「この竿最高だ!」とかいう過剰な感情も特にない。
それくらい釣りをする時の所作を高次元で当たり前のようにこなしてくれる。

圧倒的道具力の証明だと思う。



大きな魚を釣り上げた時も
当たり前の事をやっただけ、といつもと変わらずそこにある


すべての道具はルアーの一人舞台を輝かせるための黒衣、


現時点でこのロッドは僕にとって最高の黒衣なのです。






それでは




2020年2月10日月曜日

接着


今回はリップの接着についてです。



現在のリップはテスト段階でかなり使い込み自分や仲間で酷使した結果問題がない、
というか、各所に渡り長期のテスト期間で大きな問題が出なかったという塊が現在のデルレイッチです。

今回リップ折れの修理が来ましたが初で、共通して言えるのが交換時に瞬間接着剤でガチガチに固めたという点です。

まず、自分はヒートンも含みルアーパーツの接着に瞬間接着剤を使うことはありません。

基本はエポキシや、その他の接着剤を使用。

詳細を説明すると長くなるのと、ユーザーさんはピンと来ないと思うので割愛しますが、折れるくらいなら取れた方が絶対いい。
その為にテールと同じく別パーツとしてリップを販売しています。

外付けパーツは完全な消耗品なので、
交換又は再接着を自身で行う事で毎シーズンベストパフォーマンスを保てます。


ABSと違って高額なので使えなくなったし新しいの開けるか的な使い方はなかなか難しいと思うので、そういった点も踏まえてルアーを完成させております。

デルレのリップ交換の際にどの接着剤を使って良いかわからないという方はご連絡ください◎

あとルアー補修のあとをみると結構荒い事が多いので 笑
瞬間接着剤直付けは垂れて惨事になりますよ 笑

再度補修についての記事も確認してみてください、関連記事でインスタに簡単な補修動画もあります。

それでは

p.s.


久々にルアースタンド作ってます^^


2020年2月2日日曜日

睦月 2020new kasa topics

はやくも最初の月が終わりましたね、

2020最初の月ははっきり言ってよくなかった
初詣の大吉は真逆なんじゃないかと思えるほど悪い流れが続き、

体調面でもトータル半月位体調不良、今週はほぼ外出なしでした。

こんなことめったにないので健康って大事だって改めて思った 笑

delで釣れたよポストやDMが唯一の救いでした、ありがとうございます。



本調子ではないものの制作も進めております。

メインラインとは別に常に新しいものも視野に入れ動いており、
その一つがSNSの方に既にupしましたが

DEL X


これは単にでかくしてドヤッて言いたかったわけではなく、
一昨年位からぼんやりと見えたもの可能性確認のためにやりました。
その足がかりはDEL8で既にやっておいたので
順序としてはフィールド思考でいうと理想の流れ。
ただ、これが良いかは謎でハマるとしても限定的なエリアや状況だけかと思う。

次に、
new tail
これはデルレを作り始めて初期の初期に使っていたテールの1stタイプをブラッシュアップしたもの。
僕はデルレをやり込んでいるだけに今と1stの少しの違いに可能性を感じてしまっていたのでなんとか1stを生かしたかった、
でやっとそれが出来ました。
既に仲間内で試運転したところよりライブリーになるという声が帰ってきています。

最後にもう一つnewプロダクトがあるのですがこれはまだ煮詰めたいと思う。
ちょっとアイデア系で見たことはないので。


こんな感じでしょうか、

オーダー制作で年々忙しくなっていく中(感謝)琵琶湖から感じるルアーフィッシングの可能性が衰えるわけもなく、時間を作ってでもやりたいことがある。

一番怖いのは今にすがり変わっていくフィールドに置いていかれる事、
コアなアングラーの言っている事が理解できなくなる事なのです。



それではまた。


p.s.


NakamuraEmi