2020年2月22日土曜日

武器商人の心

こんにちは。

うちのファインマン(亀)が冬眠から目覚めてきたのですが
冬眠中に僕の事ちょっと忘れたみたいでヨソヨソしい感じを出してきます。。
その昔京都の道を歩いてるとこを助けた僕の事を、、

亀の恩返しがあったかは記憶にないけどファインマン今年もよろしく。


最近力を入れているDELX



僕は新しい物を作った時文字通りtestというものをします。自分で。

なぜするかというと、
人間視点でみた時にすごく良さそうなものって割と出来るんですね。
こうしたらより餌ぽいではないかと作って全く活躍できないものがまぁあります。

例えばワカサギシーズンにもろにワカサギフォルムなルアーを作ったとして
それがデルレのようなワカサギとは言いにくいフォルムのもを超えれるかというとそれは全く別の話です。
現にそのようなことは当たり前のように試していて、顕著にノーマルのデルにだけ反応してくるような経験もしています。
次に、自分のメソッドに問題がある場合があるので信頼できる仲間にも試してもらうのですがはっきりと
「結果が出ない」という返答があります。

他の使い方があるのではと何年かに渡り試すのですが光るものがない、そもそもデルレに反応してくるなら無駄に新しいものを作らなくていいかという流れで一つのものが消え、ひとつの物の光が強まるということです。

これが自分の思うtestです。

testは長いから良いものが出来るわけではないという点が面白く、

1匹の魚でかなり核心に迫れたり逆に釣れるけどこれいる?の場合もあり。



そういう意味ではDELXは前者で
ファーストフィッシュがこのルアーの意味をより強めてくれた嬉しいtestになった。



この辺りで場合によっては仲間にも使用してもらい別の角度から意見をもらうという事をします。

この手順をとるのは可能性を体感しておかないと、
もらう意見を深い部分で理解できないから。


そうやって更に可能性や使いどころを明確にしていき、有効な武器としてローテーションに組めるかを検討していきます。



ざっと書きましたがだいたいこんな感じで進めています。

文字に起こすとなんか大仰強いな 笑


自分の現時点でのやり方であって他の方がどうかは分からないし、
こうあるべきだというものでも勿論ない。


これは目標魚や自分のやるフィールドでルアーに求めるものが変わってくるから。

俺はこのルアーが何者であろうがこのルアーで釣りたいんだ!というのも間違いなくルアーフィッシングの楽しみ方であるという事は言うまでもありません。


中には、「良い結果を出す釣り人と良いビルダーはイコールではない」と言われる方もおられるかもしれません。

それも一理あると思います。


が、童貞が語るSEXの話に耳を傾けてくれる程琵琶湖のコアなアングラーの心は穏やかではありません。

琵琶湖の猛者たちの首を縦に振らせるのは確かな経験と実績であり、

一線で迷走しながらも魚を手にする姿に自分を重ねそれが信頼へと変わる部分も少なからずあると思える。


最後はスポーツ根性みたいな話になりました。



文字多目でいろいろ書きましたが、
一文にまとめると





人に釣らせるより自分が釣りたい!







それでは。



p.s.

2記事連続で長文書いたのでしばらく3行くらいのblogにする。