2023年5月1日月曜日

KASARAT 2.0


こんにちは

間も無くKASARATリリースです!

リリースアナウンスはGW中にInstagramにてアナウンス致しますので

私のアカウントのチェックをお願いします。


初のオープンリリース!長かった、、

2016年から始まった琵琶湖ネズミ計画

一度少量リリースしたのですが、

ネズミ作りは掘れば掘るほどクリアすべき問題が出てきて量産完全頓挫。

予定していた2022年制作スケジュールからもドロップして2023年やっとです。


ペインティングのクオリティも更に洗練されてます。

SUのメンバーたちが久々に来日して会った時ラット渡したら見た目の仕上がりがこの手のルアー(ハンドクラフト系)でNo.1だとお褒めの言葉を頂きました。

ファーペイントに関してはルアーよく分からない友人に「少し気持ち悪い」とお褒めの言葉を頂いております。


多分皆さまも気に入ってくれるんじゃないかなと思っています。


ここから下はリリース前に少しだけRATの特性に触れておきます。

日本ではかなりマイノリティなジャンルで殆どの方が未経験かと思われます。

表層系であることは想像される通りです。

ウッドジョイントから出るノック音も魅力ではあるのですが何よりその強波動はルアーの中でも随一です。

ヘッドはロールしテールは強ウォブルであるという一つのルアーに明確な二つの要素が備わっているルアーも他では中々ありません。

ざっくり言うとRATルアーとはそういうルアーです。


数年前に少量出した初期RATに比べると浮力をやや抑えヘッドが入り込む事で水への食いつきをよくしています。これはアクションへの影響だけでなく木材部位によるバラツキを抑えるという点でも一役買ってくれています。

とはいえウッドの高浮力を利用したルアーなのでややバラツキが出るのですが

この点に関しては数年間の経験からあまりネガティブな意見がなく一定の設計基準から極端に外さなければどの個体も十分に楽しめています。

「バラツキは嫌だ」な方がハンドメイドでましてやウッド素材のものを選ぶ事はないと思うので大丈夫かと思いますが念の為記しておきます。


フックに関して、

トリプル、ツインフックシステム両方使えます。どちらがいいかは魚の食い気によって選ぶのですが関係なく乗る場合はツインの方がフックアップ後バレにくいです。

トレブルフックはDRT SHARX #1


少しシャンク長があるフックから始めるのが良いかと思います。



テールに関して、



テールは交換式ですのでこれもお好みで変えていただけます。

結局オリジナルテールも作りました。一度外してハサミで少し短くすることでテールの弾き感が変わります。

仮に釣りの最中にオリジナルテールがなくなってもお手持ちの細いストレートワームでも代用可能です。


ラインに関して、

他の釣りと併用するのでナイロン20lbが多いですが高浮力なルアーなためフロロラインとの相性も良いです。南湖で足元まで引いてくるような釣りではラインの重みを利用しフロロの16と20でやっていました。

(因みにツインでバーブレスにしておくとこういうバキュームでもすっと針を外せます)


結構飛距離が出るルアーなのでラインキャパはある程度必要です。

仲間が追い風で投げてライン全放出でロストした事がありました。。


こうやって書き出すと今までの事を思い出して色々書きたくなりますが

僕から言いたい重要な事は

とにかく投げて巻いて楽しもう!ということ

トレースコースを視覚でコントロールできる為どんな方でも狙いのコースを攻めやすいのは大きなメリットです。

最初からこれでモンスター釣るぞ!というより30cmのバスでいいからこのルアーへの魚のレスポンスを自分の経験値にすることで使い方出し所が自ずと解る様になります。

だってこんなにも特徴的なルアーなんですから。


フィールでぶるぶる泳ぐこのルアーにバスがライズすれば

あなたはきっとこのかわいいネズミの虜になるでしょう。




それでは。



p.s.

スマホのリンクでこのblog読むと改行が変ですが
PCで書いておりますので悪しからず。。
この表記方なんとかならないんかな