2020年6月6日土曜日

KASABALLと視認アクションの相違


こんばんは、お久しぶりです。
自分はネストシーズンはほぼオフシーズンなので製作方面で色々とやっていました。
というか今年はコロナで
どちらにせよ強制オフシーズンだったかと思いますが、皆さまお元気でしょうか。


それでは、表題です


KASABALLはハイフロートとノーマルフロート(ローフロート)があります。
別でグライドもありますが、今回それは別とします

今回製作したハイフロートのアクションについて。

早く巻くとハイピッチでボディを左右に倒しながら泳ぐロールアクション。
この時がもっともアピールが強い動き。

人から見るとバタバタするという感覚ですが魚目線で見ると
強い明滅のアピールに当たるかと思います。

そしてリトリーブスピードを徐々に落としていくと
急にアクションがウォブルに変わる時がきます。

これは目視で見ながら巻いてもらえばすぐにわかるかと思います。

なのでここで食わせるというピン(コース)があるとすればその時はスピードを落としてアプローチしてやればルアーは暴れずウォブルアクションで通すことができます。


デルレは一定の速度でアクションに緩急を付けずに使うのに対し

カサボールは真逆のスイッチアクションをアングラーの意思で使い分けていく
ある意味ルアーらしいルアーになっているかもしれません。



ここからは少し話が変わりますが、
みなさんルアーのアクションを見るときのことを思い浮かべてください。
もし誰かに投げてもらって潜ってアクションチェックしてるという人はここから下の話は関係ないです。因みに僕はカサボールもデルレもそれをやっています。

きっとヒョイっと投げて自分に向かって真っ直ぐ泳いでくるルアーを真上から見てますよね。

人はルアーの動きを真上からしか確認できないですが、
魚はだいたい真上以外からルアーを捉えています。
魚はルアーを斜めもしくは横、真後ろから見るはずで、
更にここにルアーが出す水中波動が加わります。

これが人間がみれば凄く釣れそうなのに釣れない、そしてその逆の見た感じイマイチだけど釣れる、ルアーあるあるの正体かと思います。

ならアクションチェックなんて意味ないじゃないかとは言わないでください、
好きな動きだなというイメージはルアーを使う上でモチベーションとして持っておいて、
ここでこの速度でこう動いている時に魚が反応してきたという再現性のために必要です。

たまに聞く「ハメた」というのはこの再現が上手い人たちで、そのレベルが高いほどコンスタントに獲ることができるのでしょう。

カサボールもデルレも細かく書き出すとキリがないのですが、
やはり手にした方がこうやって使ってみよう、あのタイミングでこれが良いかもと
考えながらが使う方が絶対楽しいしそのルアーに対する認識も深まると思うので
あまり書きすぎないようにしています。

こんな使い方が良かったよ!とかあれば逆に教えてください◎

定説にとらわれず楽しんでいきましょう!


それではまた。